という事で後編
まずは
〜予防接種について〜
すでに打っている方もいますかね
中には「打ってもかかった事があるから打たない」
そんな方もみえると思います
「残念ながら予防接種を受けていてもかかることはあります」
ではなぜ受ける必要があるのか
「インフルエンザワクチンを打つ意味は?」
大きく二つの意味があります
①インフルエンザウイルスに感染し発症(症状が出る)する事を抑えるため
②インフルエンザウイルスによる「重症化」を予防するため
多くの方は①を目的に予防接種を受けていると思います
ところで②の「重症化」ってなに?
多くの方はインフルエンザを発症してから1週間程度で回復します。
ですが中には「肺炎」「脳症」といった重い合併症が現れる方もいます
これを「重症化」と言います
重症化すると入院したり最悪死亡するケースも・・・
特に基礎疾患のある方、高齢の方で重症化のリスクが高いと言われています
なのでワクチン打つ理由は、「発症を抑えるため」だけでなく「もしかかった時に重症化しないように」
そういった理由もあることを覚えておいてくださいね(^_^)
次に
〜出席停止期間〜
インフルエンザにかかった場合集団感染を防ぐために出席停止期間が定められています(学校保健安全法より)
①インフルエンザを発症してから5日経っていること
②熱が下がってから2日経っていること
※登校可能になるためにはこの2つの条件を両方満たす必要があります
日数のカウントの仕方は発熱が見られた日を発症とし発症した日・解熱した日を含まず発症した翌日から1日目、2日目と数えます
難しい〜〜〜
例をあげますね!
小学生Pくんの場合
発症 | 発症から5日目 | 発症から5日経過 | |||
0日目 | 1〜3日目 | 4日目 | 5日目 | 6日目 | 7日目 |
発熱 | 発熱1〜3日目 | 解熱 | 解熱後1日目 | 解熱後2日目 | 登校可能 |
2/1 | 2/2 2/3 2/4 | 2/5 | 2/6 | 2/7 |
2/8 |
※スマートフォンの方見づらくてスミマセン!
Pくんは2月1日に熱が出ています。翌日の2月2日が1日目となるので5日後は2月6日となります
では「発熱後5日経っている」ので2月6日に登校可能か?
もう一つ確認することがありますよね
そう解熱です
P君の場合2月5日に解熱していますのでその翌日から数えて2日後,
2月8日が登校可能な日になります
・・・・
なんか算数の計算問題みたいになっちゃいましたね笑
みなさん解けましたか?
実はこの問題もっと簡単に解く方法があるんです!
それは
「病院・薬局で聞く」
以上
2回にわたりインフルエンザ編でした!!